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コミュニティホール改築と今後の課題

2006年09月08日 23:25

WassamuSep.jpg

9月6日(水)にはずっと車申請が通らなかったけど、折を見て栄養調査のトレーニングも一息ついたところだったのでWASSAMUの調査に出かけた。
(この間、車を出してもらうよう交渉するも2ヶ月はかかっている・・)

上部の写真の黄色い服を着ているのがWASSAMU代表のマリアさん。時間をかけ、40人ほどの村人に農業を効果的に行う学校事業をしようと立ち上がった人です。毎週水曜日には活動のトレーニングを行っていると言うので、今後の計画の上での実態調査と言った感じで見に行きました。
コミュニティホールを改善しようと言う計画がドイツ技術公社(GTZ)の計画が遅々として遅れていることに危惧もあり、今後のプランニングのためと言った感じです。
(*GTZ側はコミュニティ組織の育成が根付けば費用を出すと言った感じで、彼らの進展を待っている)

会議が始まったかとは思いきや、毎週しているトレーニングと言ったものは存在せず、皆あたしが何を話してくれるんだろう?と言った雰囲気。私は組織が今日話したい計画していた内容を話してくださいとは言っても、毎週問題点ばかりを話してそれで終わりΣ(・Д・lll)と言った状態でした。
とにもかくにも、問題点について聞くけれども、私が話すのはポルトガル語、運転手にシーツワ語(村の現地語)を通訳してもらいながらのスタートです。

とりあえず、彼らの出す提案は、GTZにも早くコミュニティホールを建設してもらう為にも組織活性化を図りたいと言うことと、所得向上の新販売ルート建設を獲得したい、と言うこと。マリアさん以外の参加者は、問題点を述べることはできても、新しい問題点を解決する為のアイディアを出すことができない。出すことができないと言うよりも、アイディアを出すと言うことを今までしたことが無い様に感じるぐらい、彼らは今まで仕事と言うものは『言われたからする』ものとして育ってきた環境がそうさせるのかもしれない。

イニャンバネはモザンビーク1の観光地であり、私からすれば未知なる可能性を秘めた土地なことは確かだ。アイディア次第で新しいことができうる土地だと思っている。

私はマレーシアの一つのケースの話をした。
マレーシアのとある村で、観光客を対象にしたドライマンゴー作りを実施、ドライマンゴー自体が高いヨーロッパの人々はお土産としてたくさんかって帰るという。村人はその一品の質の向上のために組織化し、マンゴーをこれまで食用のみで加工品としては売っていなかったものを加工して売って成功したと言うケースの話だ。

ここの組織ではまだまだ農産品の質が悪く、マーケットで売りに行っても、南アフリカ産や首都近郊から手に入るマプト産の良質の野菜や果物には到底勝てないず、農産品があまってしまう。それが問題で、今現状が手付かずの窮地の迷路に入り込んだような状態だ。

彼らは私のドライマンゴーの話を聞いて皆ぽかんとした様子。

恐らく、加工商品を売って成功させるといった事がまだつかめていない感じだった。

それに、マリアさんいわく、ここの人は皆新しい人がアイディアを出して昔ながらのことではないことをしてみようとすると・・


私のことなどはMaluca(マルーカ)(英:Crazy Girlの意味)だと思うのだそうだ。


あまりにもショックであたしの沈黙は5分は続いてしまった。
動揺を振り払うようにして話を続けてみる。

マリアさんが言うには、彼女もそういう立場だったらしい。できないと思うことを彼女はし続けてきて、Malucaだと思われていたのかもしれないが、皆からの絶大な支持があるのはそれを夢物語ではなく現実にしてきたから今の彼女があるのだろう。

それに私が前に話した情報やアイディアをみずに行動しないことがいけない事をずっと覚えてくれていて、今は彼女達のスローガン的なものになっている。

それが一番嬉しかったかな。

彼らの代替案はstableな販売ルートを改築したいと思っているということ。病院や大学、学校、省庁、レストランなどで農産品を定期的に購入してくれる顧客をつけるといった作戦をしたい様子。

でも、質がそろっていない野菜を買うものだろうか。
定期的に食材を運ぶことが可能なのだろうか。
今後の発展の為の確かな案というよりも、無理がある。

そう思うが、彼らのしたいことをとめるわけにも行かないし、やるからには応援していきたいのは山々だが、質も量も足りない今の現状でこの計画を発動するのはかなりリスキーだ。

それにこの他にもたくさんの問題があったように思う。
問題点をまとめると・・

問題点①:私がポル語を話すとほぼ大半のポル語会話ができない参加者が黙りこくってしまう。
問題点②:突飛なアイディアは成功例の保証が無いためモチベーションは低く、皆の主導を取るのは難しい。
問題点③:販売役、生産役などの役割分担が曖昧、責任制の不明確。
問題点④:男性の意見が先導してゆく。
問題点⑤:活動のプランニングは無い。
問題点⑥:イニャンバネ州内自体に野菜購買需要が少ない。販売ルートが乏しい。
問題点⑦:野菜の質が悪いのと量が少ない。

まだまだあるけど書ききれぬ!
アジア諸国のローカルNGOと比べてしまってはいけないのだが、本当これは0からのスタートだ。ある意味面白い。

逆境からのスタートだ。
私は2週間後に問題点をまとめる会議をしようと提案し、皆にそれを考えておいてもらう宿題を言い渡した。

20060908233515.jpg

改築予定のコミュニティホールを隅々まで視察し、今後GTZとのプロジェクト時期について討議していかねばならないなと思う。

20060908233829.jpg

ここが大改造され、より参加者が増えていけばイニャンバネ発の良い組織形態の先駆を切ることになるんだ。
そう思いながら、Malucaって呼ばれたことを複雑に捉えていきながらも調べ進める。

20060908233702.jpg

ハート型の池を発見!かなり可愛い。


道は困難そうだし、険しすぎるけど、それがこの仕事の面白いところだ。
絶対諦めないで、私も共に成長して行こう。

(長くなりました。)
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