昨日はアタシもさっちゃも疲れていたので、早めに寝ようと思って私はお風呂の支度をしていた。さっちゃんは先に入っていたので就寝したいたんだけど・・・
外から赤子の鳴き声がしてくる。
Σ(*′Д`)えぇ!?まさか、捨て子ぢゃないよね・・こんな夜中に・・・
しかも
家のドアの前から聞こえるよぉ・・∑(′Д`ノ)ノ 夜中の10時、恐る恐るJICAからもらった防犯ブザーを左手、懐中電灯を右手に持ち家を脱出。2m先からキュウキュウ音が聞こえてくる。
こわごわ近寄ってみると、モルモットより小さい赤ちゃんの子犬が泣いていて・・・
!!えぇぇ(′□`ノ)ノぇぇえ!!
どぉしよ。みちゃったよ。あたしみちゃった。ちっちゃい歩けないぐらいの赤ちゃんが
捨てられている!あまりにもおろおろして、いったん家に戻り、深呼吸。犬を拾ったりして噛まれたりして病気とかにならないか心配だったので、看護婦の同期の友達とあきに携帯メールで状況を報告。だって、さっちゃん寝てるし!
そしてもう一回外に出ると、人が集まってきて、
「コイタードォォー」(かわいそうねえー)って5人ぐらいが子犬を取り囲んでいる。うーん、どぉしよ。
もうさっちゃんを起こすしかない。そう私は決めて、同居人のドアをがんがんたたいて彼女を叩き起こした。そして再び犬の元へ。皆は「きっとお腹がすいているのよー、かわいそうに。持って行きなさいよ」と。
うーん・・・・
持って行くにしても2年でここを出なきゃいけないのになあー・・・と考えて考えて・・・あまりにもかわいそうだったからそんなことももう、置いておいて家に持って帰りました。
そしてとりあえず、リーダー(看護婦友達のあだ名)からの指示通りミルクをそのままあげないで、お湯で割ってご飯を与え・・置いてあった買い物籠の中にタオルを入れてみて寝かせてみた。
きっとこれは運命なんだよ。そうさっちゃんは言ったので、よかった。うん、きっと出会う運命で家の前に捨てられていたのさ。きっと。それに、いつも暇を持て余しているんだから、面倒は見るのも結構楽しくなるはず。それに、さっちゃんは子犬を昔育てていた経験があって、乳離れしていない子犬の面倒の見方を良く知っておられる。あたし1人じゃ絶対無理なのに。すげぇ。
次の日、巡回地域のモルンベネ地区に行き視察。
ここがアタシの舞台になる地だ。ここの女性団体が農業学校と収入覚徳のために動いているそう。リーダーのマリアさんは実は北京女性会議にも出たことあるここでは本当すごい人。見習いたいね。

帰ってきて哺乳瓶を走って買いに行った。
哺乳瓶を買おうと悩んでいると、たくさんの店員が見に来て(あたしのことを知っている人多いの)、
アタシの子の哺乳瓶じゃないのよー!ってすべてを説明したら・・・
皆『哺乳瓶でミルクを飲む子犬みてみたーい』とあたしを囲む。(汗
町中結構いい人たちだらけだ。つか、とても面白い。ちゃんと子犬のこと心配してくれたり、気にかけてくれたりする。
近隣の人もお店の人も。イニャンバネがまた好きになった。

名前を「殿下」(仮)と名づけた。
今日JICA事務所から来た新聞に皇太子殿下が載っている記事を見つけて、あたしが「名前は殿下にしたら?」と
かなりギャグ路線気味の名前を告げたところさっちゃんは気に入った様子。
とりあえず、今日は殿下と呼ぶことに。
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コメント
ゆきぃ | URL | -
やばぃ~~~~~!!!!!
可愛すぎです(*>∀<*)にゃ~
運命...これってほんとにあるんですね☆
生きるべくして生まれた命
大切ですねぇ~♪
( 2006年06月23日 09:55 [編集] )
みほっち | URL | -
すっごい、かわいいっ!
生まれたばかりなのねぇ。
殿下に癒されるね。
( 2006年06月25日 01:14 [編集] )
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